景気底打ちの実感はない…青木自工会会長

自動車 ビジネス 企業動向
景気底打ちの実感はない…青木自工会会長
景気底打ちの実感はない…青木自工会会長 全 2 枚 拡大写真
日本自動車工業会の青木哲会長は18日の定例記者会見で、国内景気動向について「自動車業界としては底打ちの実感はない」と述べた。

6月の月例経済報告をもとに、政府部内では与謝野経済財政担当相が17日に実質的な「底打ち宣言」を出している。だが、青木会長は輸出の低迷などから国内自動車生産は低調であり、足元の景気動向について慎重な見解を示した。

青木会長は4月から実施されているエコカーへの減免税や補助金制度により、国内販売は「6月から効果が出てくると期待している」と語った。しかし、輸出は前年を6 - 7割下回る水準に低迷しており、「結果として生産の回復につながっていない」と指摘した。

そのうえで、業界が景気の底打ちを実感するには「世界の経済が回復して輸出につながっていく」ことが必要と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  5. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る