【新聞ウォッチ】「日産、米で電気自動車量産」日経がトップ報道

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【新聞ウォッチ】「日産、米で電気自動車量産」日経がトップ報道
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年6月22日付

●韓国リチウム電池規制、来月から日本製締め出しの恐れ(読売・1面)

●素材復調の兆し、自動車など持ち直し期待で(読売・7面)

●社説:株主総会、資本主義も経営も変わる(朝日・3面)

●車部品メーカー、本業不振、技術を転用(朝日・6面)

●F1英国GP 中嶋11位に沈む(朝日・24面)

●社説:自動車家電支援、省エネ推進の機会に(毎日・5面)

●記者の眼:GM破綻、米「車社会」見直し迫る(東京・6面)

●電力制御半導体 環境車向け共同開発 富士電機、古河電工(日経・1面)

●核心:低炭素へ「電化の波」再び(日経・5面)

ひとくちコメント

日産自動車が米国で電気自動車の量産に乗り出すという。20日付の日経朝刊が1面トップで報じている。それによると、北米日産の本社があるテネシー州のスマーナ工場の中に、電気自動車生産用の組み立てラインを設け、「12年までに年5万 - 10万台規模の能力を持たせる」としている。

電気自動車の量産化はすでに三菱自動車が6月4日から倉敷市の水島製作所で生産を開始。内容的にはややニュース性に欠くが、日経は「電気自動車を海外で量産するのは日本勢で初めて」という視点から1面のトップで大きく取り上げたとみられる。しかし、その後の各紙の追随記事は今のところ見当たらない。

日産はハイブリッド車などのエコカーではトヨタ自動車やホンダなどに出遅れたが、株主総会を控えて少しでも明るい話題を提供したいとするカルロス・ゴーン社長のアドバルーンとも見受けられる。

《福田俊之》

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