トヨタ取締役復帰の稲葉氏、米国駐在で北米事業立て直しへ

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トヨタ自動車は23日、第105回定時株主総会後の取締役会を開き、役員の新担当を決めた。転出先の中部国際空港社長から異例のトヨタ取締役への返り咲きとなった稲葉良〓(よしみ)氏は、北米本部長としてトヨタモーターノースアメリカ(TMA)の社長に就任。米国に駐在し北米事業の建て直しに着手する。

TMAは北米全体の渉外・広報・調査活動を行ない統括会社としての機能を持つ。稲葉氏は米販売会社、トヨタモーターセールスUSA(TMS)の非常勤会長にも就任する。

稲葉氏のほか、今回の役員人事ではトヨタアドミニスタ社長だった前川眞基氏、トヨタ輸送社長だった伊原保守氏が専務取締役に返り咲くことが4月に発表され話題になっていた。前川氏は国内営業本部長として国内営業全般と東京地区を担当。伊原氏は事業開発本部長、情報事業本部長、総合企画部、調査部、CSR環境部、e-TOYOTA部を担当する。

技監から取締役に初めて抜擢された林南八氏は、トヨタ生産方式の伝道師として、TPS(トヨタ生産方式)指導担当、TPS徹底推進担当などに就いた。

〓は「目」ヘンに「見」を組み合わせた漢字

《編集部》

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