住友金属と住友商事、ドイツ高速鉄道用車輪の長期契約を締結

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住友金属と住友商事、ドイツ高速鉄道用車輪の長期契約を締結
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住友金属工業と住友商事は24日、ドイツ鉄道と高速鉄道用車輪について3年間の長期契約を締結したと発表した。この車輪は、ドイツ鉄道の高速列車であるICEの取替用として使用される。住友金属、住友商事による欧州地域での高速鉄道用車輪の長期契約締結は初めて。 

住友金属は、ICE車両での高速鉄道用車輪の現車走行試験を2003年から進めてきた。ドイツ鉄道からは、耐摩耗性などの高い品質が評価され、今回の本格参入が決定、今後3年間にわたって高速鉄道用車輪を約7000枚程度納入する。
 
住友金属は、日本の各新幹線、台湾、中国の高速鉄道用車輪を供給している。地球環境問題によるモーダルシフトが進展する中で、高速鉄道は、米国、ブラジル、ベトナム、インドなど、世界各地で計画されている。住友金属の鉄道用車輪は海外でも高い評価を受けており、今後は現在主力の北米向け貨車用車輪に加え、海外の高速鉄道用車輪でも積極的に拡販していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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