歩道に突っ込み、8人はねる 記憶がまったく無い

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21日午前、京都府京都市下京区内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱。歩道に乗り上げ、歩行者8人を次々にはね、重軽傷を負わせる事故が起きた。クルマは道路沿いの商店に突っ込んで停止。警察はクルマを運転していた64歳の男を現行犯逮捕している。

京都府警・五条署によると、事故が起きたのは21日の午前11時20分ごろ。京都市下京区童侍者町付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。そのまま道路左側の歩道に乗り上げ、30km/h程度の速度で約50mに渡って暴走。子供2人を含む歩行者8人を次々にはねた。

この事故でクルマの下敷きとなり、足を骨折した33歳の女性が重傷、他の7人はクルマと接触した際に転倒し、打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた64歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

調べに対して男は「事故の記憶がまったく無い」と供述。自分が運転していたことを理解していない様子だったという。事故を起こしたクルマは、男が勤務する着物卸販売会社を訪れた客が所有するもので、男が運転を代わり、駐車場に回送する途中だったとみられる。

男には高血圧症の持病があることから、警察では服用した薬が原因となり、意識を失った可能性があるとして、家族などから事情を聞いている。

《石田真一》

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