北米トラックオブザイヤー2010…ノミネート12台が明らかに

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北米トラックオブザイヤー2010…ノミネート12台が明らかに
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北米カーオブザイヤー主催団体は、「2010北米トラックオブザイヤー」の第1次選考12台のリストを発表した。12月にファイナリスト3台に絞り込まれ、2010年1月のデトロイトモーターショーで、栄えあるイヤーカーが決定する。

北米トラックオブザイヤーは、今年で17回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、北米でデビュー(マイナーチェンジや新グレード投入も含む)、またはデビュー予定のライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)の中からベストな1台を選ぶ。

ホンダ『クロスツアー』(仮称)といった正式発表前のモデルもノミネートされているが、これは来年1月のイヤーカー発表後、速やかに市販され、年間約2000台を北米市場で販売すればいいという規則に基づいている。

2010北米トラックオブザイヤーのノミネート車12台は以下の通り。

アキュラZDX
BMW X5  xドライブ35d
キャデラックSRX
シボレー・エクイノックス
フォード・トランジットコネクト
GMCテレーン
ホンダ・クロスツアー(仮称)
ランドローバーLR4(日本名:ディスカバリー)
リンカーンMKT
スバル・アウトバック(日本名:レガシィ・アウトバック)
トヨタ4ランナー(日本名:ハイラックス・サーフ)
ボルボ XC60

12台のリストの中で注目したいのは、ホンダの『クロスツアー』(仮称)。これは北米向け『アコード』がベースのクロスオーバー車で、4月のニューヨークモーターショーで公開したアキュラ『ZDX』のホンダブランド版に位置づけられるようだ。

また、トヨタ『4ランナー』(日本名:『ハイラックス・サーフ』)にも注目。現行型は2002年のデビューから7年を経ているため、ノミネートされているのは、近い将来発表される次期型と推測できる。

米国民にとってショッキングなのは、北米カーオブザイヤーと同様に地元、クライスラーが1台も見当たらないことかもしれない。国別で見ると、米国車が5台と最も多く、日本車が4台、欧州車が3台で続く。メーカー別では、GMが3台、フォードとホンダが2台ずつ、他社は1台ずつのノミネートとなる。

前回はフォード『F-150』が、ベストセラーピックアップトラックの貫禄を見せて、北米トラックオブザイヤーに輝いた。2010年は、どの車が選ばれるだろうか。

《森脇稔》

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