【Fニッポン 第4戦】予選…デュバルが初のPP

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全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦の予選が27日、富士スピードウェイで行なわれた。ポールポジションとなったのは、ロイック・デュバル(31号車、NAKAJIMA RACING)。
 
デュバルはフォーミュラ・ニッポン4年目で初のポールポジション。2、3番手には参戦2年目の石浦宏明(8号車、Team LeMans)、平手晃平(20号車、ahead TEAM IMPUL)が入った。富士は若手が活躍することでも知られているサーキットだが、今回もここまでその通りとなっている。

決勝が行われる明日28日の天気予報は、曇りから晴れ、ドライコンディションになりそうだ。そこで注目されるのはオーバーテイクシステム。このシステムは、他のマシンの後ろについた際、エンジンが通常のリミッターに当たるサーキットで最も有効と言われ、富士はまさにその条件に当てはまる。

さらに本大会より、決勝日午前の練習走行中に2回のOTSのテスト使用ができるようになった。これで使いどころのシミュレーションやマシン・セッティングへの反映も可能となり、よりOTSが有効に使われるだろう。

またスタートにも注目。他のサーキットと用いるギヤレシオが異なる富士は、スタートとそこからの加速が難しい。特に2列目の松田次生(1号車、LAWSON IMPUL)、そして後方グリッドながらスタートに定評があるアンドレ・ロッテラー(36号車、PETRONAS TOM'S)やブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)は、見逃せない存在となりそうだ。

決勝は14時30分スタート、4.563km×55周で争われる。

《高木啓》

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