フォルクスワーゲンは29日、ドイツで「ポロコングレス」を無事終えたと発表した。ポロコングレスは、フォルクスワーゲンの全世界の販売店関係者を招待して行われた新型『ポロ』の内覧会だ。
ポロコングレスは、ドイツ・ウォルフスブルクのフォルクスワーゲン本社に隣接する「アウトシュタッド」で開催。世界90か国、約1万1000のフォルクスワーゲン販売店関係者が参加し、3週間かけて行われた。
会場には260台の新型ポロを用意。プレゼンテーション、試乗、ディナー、ライブコンサートと、さまざまなプログラムが実施された。駐車場には、赤、白、黒の新型が整然と並べられ、上空から見ると「POLO」の車文字が浮かび上がった。
新型ポロは26日にドイツでの販売をスタートしたが、発売前の予約台数は、2万4000台以上に到達。7月からは欧州全域でリリースされるが、人気は上々だ。
全世界のディーラー関係者を集めた盛大なイベント開催は、フォルクスワーゲンがポロを『ゴルフ』と並ぶ重要モデルに位置づけている証。参加した販売店関係者も、新型のセールス活動に力が入ることだろう。