住友ゴム工業は29日、2008年度のCSR(社会的責任)活動をまとめた「CSR報告書2009」を発行した。
同社では、環境省の「環境報告書ガイドライン」に基づき、2001年度から毎年「環境報告書」を発行しており、2005年度からは「社会・環境報告書」と名称を変更、地球環境保全に関する取り組み、コンプライアンスや労働安全衛生など社会的側面に関する活動についても、より広範囲に説明・開示するようにした。2008年度にはタイトルを「CSR報告書」として情報開示の充実を図った。
今回発行したCSR報告書2009では「CSR活動基本理念」で定めた「CSRガイドライン」である「GENKI」(G=Green、E=Ecology、N=Next、K=Kindness、I=Integrity)に沿った章立てとし、グループのCSR活動を広く紹介するとともに、従業員のコメントや社外ステークホルダーの意見を多く掲載した。
また、昨年に引き続き、環境、社会的側面に関しても第三者審査を受け、サスティナビリティ情報審査協会の審査・登録マークが付与されたことにより報告書全体の信頼性を高めている。