マツダ ロードスター 20周年…英国でキャンペーン

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マツダ ロードスター 20周年…英国でキャンペーン
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英国マツダは6月29日、『MX-5』(日本名:『ロードスター』)のデビュー20周年を記念して、「MX-5ターンズ20」という特別キャンペーンを開始した。

このキャンペーンは、昨年10月のパリモーターショーで初公開されたロードスターのマイナーチェンジモデルが、英国に上陸するのに合わせて実施されるもの。マイナーチェンジモデルは、内外装の変更だけでなく、走行性能もアップさせ、「人馬一体」のコンセプトにいっそうの磨きをかけたのが特徴だ。

とくに2.0リットル直4エンジンは、ピストンのフルフロート化や鍛造クランクシャフトの採用を実施。6速MT仕様の最大出力発生回転数は300rpm引き上げられ7000rpmとなり、扱いやすさが増した。また、欧州初登場の6速AT仕様も含めた2.0リットル全車が、レブリミットを500rpmアップさせ、7500rpmという高回転まで許容。6速MTは1 - 4速ギアのトリプルコーンシンクロの一部にカーボンコートを施す。さらに、全車がフロントのロールセンター高を26mm下げ、ハンドリング性能を着実に進化させている。

英国でのロードスター人気は根強い。もともと英国は、日産『GT‐R』や三菱『ランサーエボリューション』、スバル『インプレッサWRX』といった日本製スポーツカーが好まれる土壌。そんな中で、ロードスターの人馬一体のコンセプトは、初代から英国の顧客に幅広く支持されている。

英国マツダは「MX-5ターンズ20」の専用サイトを立ち上げ、1990年に英国で発売された初代から、最新モデルまで、ロードスターの歴史を紹介。『マクラーレンF1』のデザイナーとしても知られるゴードン・マレー氏や、英国BBCの人気番組「Top Gear」の進行役、ジェレミー・クラークソン氏、米国の人気コメディアン、ジェイ・レノ氏など著名人が、ロードスターに試乗した印象を綴っている。

欧州マツダは、6月13 - 14日にフランスで行われたルマン24時間耐久レースに合わせて、ロードスターのデビュー20周年記念イベントを開催したばかり。海の向こうでも、偉大なスポーツカーのメモリアルは盛り上がりを見せている。

《森脇稔》

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