【夏休み】海外旅行…燃油サーチャージ無料化で増加傾向

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エイチ・アイ・エスは、2009年の夏休み期間(7月18日 - 9月30日)の予約状況から、海外旅行動向についての報告をまとめた。それによると、燃油サーチャージ無料化・引下げ効果で予約数は前年比16%増となった。

比較的気軽に行くことができるアジア(中国をのぞく)は前年同日比21%増と人気が根強いほか、今年の特徴として、原油価格の下落により燃油サーチャージが7月 - 9月は無料化・大幅引下げとなった効果により、ハワイやヨーロッパが2割増と大きな伸びを見せた。一方のアメリカ・カナダは新型インフルエンザのイメージによる影響から1割減となった。ただし、月別では9月に前年比12%増と回復傾向にあるようだ。

また、今年は9月に始めて5連休があることから、年初より9月出発の予約が入り、1 - 4月での予約は前年比50%増、5月では55%増と高水準で推移している。

4月末に世界で発生した新型インフルエンザの影響で、夏休み期間中出発の5月中の予約は前年を割るほどに低迷したが、徐々に回復の兆しをみせ、6月上旬(1 - 10日)が前年同期比12%増、中旬(11 - 20日)が同28%増、下旬(21 - 30日)が同43%増と推移し、6月全体で30%増となった。

同社では、夏休みの旅行を様子見していた人々が本格的に動き出したことが伺え、例年以上に間際予約の傾向が顕著になると考えられる、と分析する。

《宮崎壮人》

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