アウディ中国セールス、過去最高…09年上半期実績

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アウディ中国セールス、過去最高…09年上半期実績
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アウディは6日、中国(香港を含む)市場における09年1 ‐ 6月の新車販売台数が、前年同期比11%増の6万6866台となり、過去最高を記録したことを明らかにした。

6月単月では、前年同月比28%増の1万3265台を販売。上半期実績とともに、大きな伸びを見せた。これは、1月に投入した新型『A4L』の効果が大きい。

中国でのアウディは政府関係者の公用車、企業経営者の社用車として購入されるケースが多い。そこでアウディは2000年、『A6』にロングボディの『A6L』を設定し、好評を博してきた。さらにアウディは、2009年1月、A4セダンにロング版のA4Lを追加。同車はラグジュアリーミッドサイズクラスで最初のロングホイールベース車ということもあり、人気となった。

A4Lはベース車のA4セダンに対して、ホイールベースを約60mm延長。後席足元のゆとりを拡大するとともに、乗降性も引き上げている。足回りも専用チューンされ、快適性を重視した設定に変更された。エンジンは2種類。最大出力180psの2.0リットル直4「TFSI」、最大出力265psの3.2リットルV6「FSI」が用意される。

A4LとA6Lは、フォルクスワーゲングループの中国合弁会社、一汽大衆の吉林省長春工場で生産。A4Lの販売台数は6月が3247台。1 ‐ 6月も1万3654台と好調だ。人気第1位はA6Lで、上半期は前年同期比8%増の4万6356台をセールスしている。

アウディの販売担当取締役、ピーター・シュワゼンバウアー氏は「販売新記録達成は、アウディが中国市場のニーズに合う車種を投入している証」とコメントしている。

アウディは中国95都市に137ディーラーを展開。年内には16拠点を新規オープンさせる計画で、中国でのさらなる拡販を目指す。

《森脇稔》

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