【カーナビガイド '09 会田肇インプレ】「通信でポータブルナビを超える能力を実現」…カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【カーナビガイド '09 会田肇インプレ】「通信でポータブルナビを超える能力を実現」…カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20
【カーナビガイド '09 会田肇インプレ】「通信でポータブルナビを超える能力を実現」…カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20 全 9 枚 拡大写真

ネットワークにつながることで、カーナビはこんなにも楽しくなる! そんな思いを実感させてくれるのが新型『エアーナビ AVIC-T20』だ。

◆データ共有という新たな使い方

これまでカーナビは車内でのみ使うことを前提としていたが、エアーナビはナビフォルダを核としてパソコンや携帯電話ともつながり、互いにデータを共有する新たな使い方を実現した。つまり、パソコンや携帯電話で見つけた情報をエアーナビで利用できる新たな使い方を可能にしたというわけだ。

本体に内蔵したフラッシュメモリーは4GBと、最近のポータブル型ナビとしては十分な容量を確保。住所や電話番号、ジャンルといったカテゴリーから目的地をピンポイントで探し出せる実力を備えている。

◆ナビポータルのPCサイトからナビフォルダに登録、エアーナビで利用

しかし、エアーナビが本当の力を発揮するのは通信機能を活かした時だ。ナビポータルのPCサイトを見ていると、気に入ったスポット情報に遭遇することがある。エアーナビはそこで見つけた情報をナビフォルダに登録しておき、あとで思いついたときにエアーナビでその情報が利用できたりするのだ。

出掛けた先で見つけたスポットなら携帯電話からその情報を登録しておけばいい。さらにナビフォルダにはパソコン上で設定したルートを登録しておくことも可能となっている。この機能を使えば、エアーナビでルート設定をする必要もなく、乗り込んだらすぐに出発できるようになるのだ。

◆通信で従来のポータブル型ナビを超える能力を実現

通信機能は新たに搭載した「ウィジェット機能」にも活かされている。用意された7項目にはガソリン価格や天気予報、周辺情報などが含まれ、この情報は通信によって常に更新されるのだ。

もちろん、表示中のアイコンにタッチすればそれぞれの詳細情報を見ることも可能。また、スマートループの渋滞情報も受信できるので、目的地へ向かう所要時間の精度もかなり期待できる。それとナビポータル機能を使えば、出掛けた先でのオススメ情報も簡単に探せるし、TVで放送された話題のスポットなどもチェックできる。まさに通信によって、従来のポータブル型ナビを超える能力を備えたのが新型エアーナビなのだ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る