ブリヂストンは、世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)と共同で実施している「WWF・ブリヂストンびわ湖生命(いのち)の水プロジェクト」の一環として、滋賀県立琵琶湖博物館での琵琶湖お魚ネットワークの活動事例展示に協賛する。
7月11日の展示公開にあわせ、オープニング式典が行われ嘉田由紀子滋賀県知事、WWFジャパンの樋口隆昌事務局長、同社の大田康彦根工場長が出席する予定。
琵琶湖お魚ネットワークは、琵琶湖流域の人々を中心に、地域NGOや教育機関、行政などが一体となって、水環境に親しみながら、琵琶湖を取り巻く自然環境を守るための調査活動を行っており、2005年から2007年までの3年間で、1万1748地点のデータを収集した。
今回の展示は、活動マップをはじめとして、魚つかみ体験ができる水槽や、調査に使用した道具の紹介など、フィールドでの調査を体感してもらい、来場者に楽しみながら活動へのご理解を深めてもらう内容としている。
ブリヂストンとWWFジャパンは、2004年9月に共同でこのプロジェクトをスタートさせ、彦根工場の社員を中心とし、地域住民にも積極的に参画してもらいながら、湖東・湖北を中心とした流域河川で調査活動を実施している。その採集データを琵琶湖お魚ネットワークへ提供、琵琶湖流域の水環境保全の基盤作りに役立てられている。
同社は、地域や地域NGOと連携しながら、琵琶湖の水環境を守る活動に引き続き貢献していきたいとしている。