【カーナビガイド '09 開発者インタビュー】「事業ドメインを広げ、サービスを磨く」…カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20

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【カーナビガイド '09 開発者インタビュー】「事業ドメインを広げ、サービスを磨く」…カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20
【カーナビガイド '09 開発者インタビュー】「事業ドメインを広げ、サービスを磨く」…カロッツェリア エアーナビ AVIC-T20 全 18 枚 拡大写真
◆カロッツェリアの開発要素はゆるがない

----:エアーナビにとって、ケータイナビの存在は脅威になりませんか。地図データやルートも含めてサーバからの配信でおこない、今ではVGA以上の解像度をもつ端末も珍しくありません。

中根:汎用機は専用機がもつ領域に深く入り込むことはできない、というのが私たちの考えです。キーポイントは自車位置精度だと思います。たとえ携帯でカーナビアプリが使えるようになっても、トンネル高架下や屋内駐車場で正しく自車位置を表示できるか。その点、カロッツェリアがいままで積み重ねてきた開発要素はちょっとやそっとでは負けないぞ、という自信はあります。

----:なるほど。

中根:カロッツェリアのコアコンピタンスは確かな自車位置精度と質の高いナビゲーション体験を実現するスマートループです。スマートループはサイバーからエアーナビまで異なるカテゴリーの傘で展開し、それをかけ算してより広く展開していきます。さらにエアーナビでは、ナビポータルによる鮮度の高いコンテンツが特徴として加わります。ソフトとハードのすりあわせの技術はカロッツェリアの資産でもあります。

カロッツェリアを名乗るにふさわしいナビ機能や、通信の標準搭載とコンテンツの提供といった戦略をきちんとしていけば、きっとお客様の支持は得られるものと考えています。昨今のPNDの高機能化は、多少なりとも単価が上がったとしても、相応の機能がついていればお客様はついてきてくれるということを証明しています。マーケットが成熟するほどブランドが重要視されていくはずです。

《聞き手 三浦和也》
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《まとめ・構成 北島友和》

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