ケンウッドは、アナログ/デジタル両方式に対応することで、2022年のアナログ方式400MHz帯(UHF)業務用簡易無線のデジタル移行をスムースにするUHFデジタル簡易無線電話装置『TCP-D203』『TCM-D204』を8月上旬から発売する。
今回発売するTCP-D203、TCM-D204は、電波法の改定に伴う2022年12月のアナログ400MHz帯(UHF)簡易無線の運用終了とデジタル簡易無線への完全移行に向けて、同社として国内初となるアナログ/デジタル対応機。現行のアナログ35chに加え、デジタル65ch(合計100ch)を搭載し、アナログからデジタルへスムースな移行が可能。
警備・建設現場などで持ち運びができる携帯型のTCP-D203、トラックやバスなど車両に取り付ける車載型のTCM-D204をラインアップし、ビジネス用途に合わせて使い分けることができる。
また、激しい打撃・落下や全天候に耐える優れた堅牢性(MIL規格対応)・防水設計(IP等級)、同社のオーディオ技術を生かした騒音に強い高音質設計、長時間使用が可能な省電力設計などが特長。
価格は両機種ともにオープン価格。