【Fニッポン 第5戦】展望…最後は精神力?

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【Fニッポン 第5戦】展望…最後は精神力?
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4月に開幕してから約3か月。2009年の全日本選手権フォーミュラ・ニッポンもすでに全8戦のうち4戦を終え、11、12日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われる第5戦から、シリーズは後半戦に入る。   

シリーズランキングをリードしているのはブノワ・トレルイエ(LAWSONTEAM IMPUL、2号車)。これに、わずか1ポイント差で続くのは、ロイック・デュバル(NAKAJIMARACING、31号車)。このところNAKAJIMARACINGは、マシンのパフォーマンスという意味で他チームから頭ひとつ抜け出ているいっぽう、トレルイエは、もてぎ、富士と両レースの予選で、まさかの11番手。まずはこの2人の対決がレースの見どころとなるだろう。  

次に注目したいのは、若手ドライバー。このところ好調なのは石浦宏明(Team LeMans、8号車)で安定感は抜群。シリーズ序盤戦から、相変わらず気の強いレース運びを見せている平手晃平(ahead TEAM IMPUL、20号車)や伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING、41号車)からも目が離せない。   

ルーキー勢では塚越広大(HFDP RACING、10号車)や、前回の富士で初の2位表彰台を獲得した大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S、37号車)が、鈴鹿でどんな成長ぶりを見せるのかも気になる。   

ディフェンディング・チャンピオンの松田次生(LAWSON TEAM IMPUL、1号車)はなかなか流れに乗れないが、前戦の予選を見ると復調の感はある。本人も「マシンセットアップの方向性が見えてきた」という。地元・鈴鹿での意気込みは強い。小暮卓史(NAKAJIMA RACING、32号車)もリズムに乗れば速さがあり、今回の鈴鹿でも優勝候補だ。   

梅雨も終わりかけで、コンディションはドライか、レインか。いずれのコンディションでも鈴鹿はドライバーにとって過酷になるだろう。決勝は12日14時30分スタート、5.807km×43周で争われる。   

2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦 
●開催日程
7月11日(土)公式予選  
7月12日(日)決勝レース 
●開催サーキット
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)

《高木啓》

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