チューリッヒ保険会社は10日、専属バイクによる新ロードサービス「Z-エクスプレス」を導入すると発表した。
Z-エクスプレスでは、バイクの機動性を活かして、事故・故障のトラブル発生時に、専任スタッフが迅速に解決、高品質なサービスを提供する。サービス導入により、駐車場や道幅の狭い場所での故障や渋滞中の道路上でのトラブル発生時など、自動車よりも迅速かつ機動的に対応、顧客の不安をいち早く取り除くことが可能になるとしている。
また、慣れないトラブルへの対応や、車の応急処置に質の高いサービスを求める顧客の声に対応し、専属バイクと同社が教育した専任のロードサービス・スタッフを配置する。専属バイクと専任スタッフによるロードサービスの提供は国内損害保険業界では初の試みとなる。
専任スタッフを常時待機させ、バイクを活用することで、トラブル発生時の現場到着所要時間を短縮する。また、ロードサービスの提携先であるプレステージ・インターナショナルの子会社であるプレミアRSの所属スタッフに対して、同社専任スタッフに養成するためのカリキュラムで約70時間に及ぶ研修を実施した。チューリッヒ社員が直接ロールプレイングやOJT方式での実践的なトレーニングを行うことで、高品質なサービスを提供する。
専属バイクは、チューリッヒのロゴをあしらった特別仕様のデザインを採用したBMW社製となる。