日産自動車は13日、北米などで『インフィニティEX』として販売しているSUVを『スカイラインクロスオーバー』として同日発売すると発表した。
会見した志賀俊之COOは、「ラグジュアリークーペとSUVの融合から生まれた新しいジャンルのクロスオーバー。スカイラインの新しい魅力を提供したい」と述べた。月間の販売目標は200台。
発表は横浜市への本社移転のため、一般公開はすでに終了している東京・東銀座の本社ギャラリーを会場とした。志賀COOは、本社ギャラリーがオープンしたのは1968年であり、その年には歴代スカイラインで最も人気を博した「ハコスカ」が発売された年と振り返った。
「私はまだ入社していなかった」ものの、「『クロスオーバー』が最後にここに登場したのも何かの縁」と、感慨深げに語っていた。当初は月間目標を上回る販売を実現したいとし、エコカーシリーズとともに「国内市場の活性化につなげたい」と強調した。