フリースケール、高速のパルス幅変調制御のLEDドライバを開発

自動車 ニューモデル 新型車

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、13日に高速のパルス幅変調(PWM)制御のLEDドライバ『MC34845』を発表した。

明るい画面と長いバッテリ寿命が特長の薄型軽量の携帯型パソコンを実現するLED(発光ダイオード)は、ノートブックパソコンや産業・医療用ディスプレイに用いられるLCD(液晶ディスプレイ)のバックライト技術として、CCFL(冷陰極蛍光ランプ)からの移行が急速に進んでいる。

しかし、ノートブック用LCDにLEDを利用するには、ユーザの使用感を悪化させる可聴ノイズやビデオノイズなどの技術的な問題が発生する。

MC34845 LEDドライバはこうした課題を解決する。6チャネル構成のこのデバイスは、LEDバックライトを可聴帯域以上の周波数で動作可能にするよう設計されておりノイズを削減する。さらに、ドライバの高精度、フレキシビリティにより表示ムラを解消し、幅広い範囲の調光機能によりエンドユーザの使用感を向上させる。

MC34845 LEDドライバは、7 - 17インチ以上のノートブック用ディスプレイのバックライト・アプリケーション、照明装置などの多数の低消費電力LEDを使用するアプリケーションに適している。

MC34845およびMC34845Aの各LEDドライバは、現在サンプル出荷中で、1個は価格は、1.15米ドル。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る