住友金属、和歌山製鉄所第4高炉が長寿命世界一達成

住友金属工業は、和歌山製鉄所の第4高炉を7月11日に吹き止めたと発表。1982年2月23日の3次改修後の火入れ（稼働開始）以降、稼働日数は1万1日と、27年4か月の世界最長記録となり世界一の長寿命を達成した。

和歌山製鉄所の第4高炉は、1982年に7年間稼働する予定で、改修・火入れした。その後、さまざまな技術を開発し、それにもとづいた延命診断と補修を実施している。第4高炉の累計出銑量は4716万9321t。

和歌山製鉄所では、7月17日に新第1高炉を火入れし、第4高炉からスイッチする予定。