被害状況確認中に追突され、高架橋外に転落

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9日早朝、大分県九重町内の大分自動車道下り線で、第1車線と第2車線の間で、道路を塞ぐように停車していたワゴン車に対し、後ろから来た普通トラックが追突した。ワゴン車の運転者は後に高架橋から約35m下に転落し、死亡しているのが発見されている。

大分県警・高速隊によると、事故が起きたのは9日の午前5時ごろ。九重町松木付近の大分自動車道下り線で、第1車線と第2車線をまたぐように停車していたワゴン車に対し、後ろから進行してきた普通トラックが追突した。

ワゴン車は大破。前席のエアバッグは開放した状態となっていたが、乗員の姿は車内に無かった。このため、通報を受けた同隊では周辺の捜索を開始。高架橋から約35m下に転落していた男性を発見した。男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で死亡していることを確認。後の調べで佐伯市内に在住する27歳の男性と判明している。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。道路左側の側壁には擦過痕があり、ワゴン車と同色の塗料が付着していた。また、この事故直前に別の運転者から「エアバッグの開いたクルマが車線を塞いでいて危険だ」との通報も寄せられていた。

警察では死亡した男性がワゴン車を運転中に単独事故を起こし、被害状況を確認しようと車外に出たところ、トラックの追突被害を受け、路外に弾き飛ばされたものとみている。

《石田真一》

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