ヨロズ、ノースアメリカ工場の操業を一時休止

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ヨロズは、米国子会社(孫会社)のヨロズ・オートモーティブ・ノースアメリカ社(YANA)の操業を10月に一時休止し、全ての生産をヨロズ・オートモーティブ・テネシー社(YAT)に集約すると発表した。

YANAは、米国ミシガン州でGM、ホンダ、スバル、三菱自動車向けに主に乗用車系車種のサスペンション部品を生産・供給してきた。

世界的な自動車需要は低迷し、特に米国ではGMやクライスラ−の経営破綻の影響による落ち込みが著しい状況にある。また、YANAの主力生産車種GMシボレーマリブの生産が、オリオン工場(ミシガン州)からフェアファックス工場(カンザス州)に集約されることになった。

ヨロズとしては、これらにフレキシブルに対応し、効率化と最適生産体制のために、昨年12月のヨロズ・オートモーティブ・ミシシッピ社(YAM)の閉鎖に引き続き、YANAの操業を一時休止し、全ての生産をYATに集約する。

生産集約により、固定費の削減及び生産の効率化を図り、北米の営業利益が改善する見通し。YANA操業休止による一過性の損失として連結では約9億円、単体では約4億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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