ヨロズ、ノースアメリカ工場の操業を一時休止

自動車 ビジネス 企業動向

ヨロズは、米国子会社(孫会社)のヨロズ・オートモーティブ・ノースアメリカ社(YANA)の操業を10月に一時休止し、全ての生産をヨロズ・オートモーティブ・テネシー社(YAT)に集約すると発表した。

YANAは、米国ミシガン州でGM、ホンダ、スバル、三菱自動車向けに主に乗用車系車種のサスペンション部品を生産・供給してきた。

世界的な自動車需要は低迷し、特に米国ではGMやクライスラ−の経営破綻の影響による落ち込みが著しい状況にある。また、YANAの主力生産車種GMシボレーマリブの生産が、オリオン工場(ミシガン州)からフェアファックス工場(カンザス州)に集約されることになった。

ヨロズとしては、これらにフレキシブルに対応し、効率化と最適生産体制のために、昨年12月のヨロズ・オートモーティブ・ミシシッピ社(YAM)の閉鎖に引き続き、YANAの操業を一時休止し、全ての生産をYATに集約する。

生産集約により、固定費の削減及び生産の効率化を図り、北米の営業利益が改善する見通し。YANA操業休止による一過性の損失として連結では約9億円、単体では約4億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る