【マツダ アクセラ 新型発表】2つのボディをデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ アクセラ 新型発表】2つのボディをデザイン
【マツダ アクセラ 新型発表】2つのボディをデザイン 全 7 枚 拡大写真

2代目マツダ『アクセラ』は、初代と同様、セダンと5ドアHBの2つのボディタイプを持っている。「それぞれのボディタイプではお客様が違います。なので、共通する部分と変える部分を明確にしました」とデザイン本部デザイン戦略スタジオ、チーフ・デザイナー、栗栖邦彦さんは話す。

「セダンは強い個性が必要なので、側面下のキャラクターラインは、リアバンパーにつながるようにして、伸びやかさであるとかより洗練された感じを表現しています」

「そして、5ドアHBはよりコンパクトに見せなければいけません。お客様にあまり大きく見えたら困るのです。凝縮感が無いとダメ。小さく、塊の強さを見せたい。そこで下のラインはCピラーにつなぐように配置して、キャビンをコンパクトに見せるような工夫をしています」

対して、フェンダーから前は共通化となっている。ダイナミック・スポーツというキーワードでは、セダンも5ドアHBも顧客のニーズが高いということがわかったので、ここは共通としたという。

また、他のモデル(『デミオ』、『アテンザ』など)とデザインの一貫性を持たせる必要もあった。「フェンダーというのは我々の強い記号性の要素です。『RX-8』から始まって継続しているモチーフ。これは我々の強い武器となります。それと、強いキャラクターラインを組み合わせるのは、ショーカーでずっと継続しているので、これもマツダの記号性が強い。これらを具現化することで全体で見たときのマツダらしさが必要だと思ったのです」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る