漫然と追い越し、対向のバイクと衝突

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12日午後、秋田県にかほ市内の県道で、前走車を追い越そうとして対向車線側へ進入した乗用車と、対向車線を順走してきたバイクが正面衝突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転者が死亡。警察はクルマを運転していた60歳の男を現行犯逮捕している。

秋田県警・にかほ署によると、事故が起きたのは12日の午後1時45分ごろ。にかほ市釜ケ台字門遠付近の県道を走行していた乗用車が、前を走る別のクルマを追い抜こうと対向車線側へ進入。直後に対向車線を順走してきたバイクと正面衝突した。

バイクは衝突の弾みで転倒。運転していた48歳の男性は路上に投げ出された際に全身を強打し、由利本荘市内にある病院へ収容されたが約1時間30分後に死亡した。警察はクルマを運転していた60歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は片側1車線の急なカーブ。乗用車の進行方向へ上り勾配となっていた。調べに対して男は「前のクルマが遅かったので、追い越そうと思った」などと供述している。警察は安全を確認しないまま、漫然と対向車線へ進入したことが事故につながったとみている。

《石田真一》

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