携帯タイプの擬音装置 ラナが発売

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携帯タイプの擬音装置 ラナが発売
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電気自動車やハイブリッドの電気走行時に擬音を発すべきだという論議がかまびすしくなってきたが、ラナ(本社:大阪市)は、トイレでの排尿時に気になる水音を流水音で消す、地球に優しいエコ商品、携帯型擬音機『eco Hime(エコヒメ)』を発売する。

トイレ用擬音装置は、据え付け型や温水便座組み込み式は普及してきたが、携帯タイプはおそらく初めて。都会のオフィスビルでは当たり前のトイレ用擬音装置だが、駅のトイレや古い雑居ビルでは付いていないケースがある。そんなとき役に立つのがエコヒメだ。

女性は気になるトイレ使用時のアノ音を消すために、1度のトイレ使用につき2 - 3回水を流すという。1人あたり1日平均約140 - 210リットルの水を流すことになる(トイレの年式、型により増減。ラナ調べ)。その無駄を節約する商品だ。

エコヒメを1年間使用した場合、1人あたり約24 - 48t、2リットルペットボトルなら約1万2000 - 2万4000本分、人間の1日に必要な飲み水の20 - 40年分の節水効果。水道料金にすると約7200 - 1万4400円の節約になるそうだ。

エコヒメはラナ社女性スタッフの飲み会での話から生まれた。開発を始めると、音源に本物の流水音を録音した場合、かえって流水音に聞こえなかった。そのためミュージシャンがデジタル音源を作成、16種類の候補から音源を選択した。1回あたりの平均排尿時間をリサーチから割り出し、音量もトイレ個室での実験結果に基づく。スピーカーの音質にもこだわり、同社基準をクリアした最小サイズで商品化された。

スペック:
●サイズ:直径50mm、厚さ22mm、重量40g
●電源:ボタン電池
電池寿命:約400回(1回27秒)
●音圧:
0cm距離で約115db※
50cm距離で約73db
※115dbは、人の耳で聴ける最高音量
●価格:1260円。
●発売:7月下旬。ラナの通販サイト「ラナタウン」でも予約受付、7月下旬より順次発送予定。価格は同じ。
ラナタウン URL
http://www.runatown.com/

《高木啓》

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