アウディは創立100周年を迎えたのに合わせて、次期『A8』のティーザーキャンペーンを開始した。
A8はアウディのフラッグシップサルーンで、2代目に当たる現行型は2003年に登場。オールアルミのASF(アウディスペースフレーム)構造に代表されるアウディの革新的技術が、ふんだんに投入されている。
アウディは今回、次期A8のティーザー写真1枚を公開。アウディの技術開発担当役員、ミハエル・ディック氏とともに写っている次期A8は、黒いベールに覆われている。しかし、その奥には特徴的なLEDデイタイムライトが確認できる。
関係者によると、次期A8はアウディの新しいデザイン言語を導入した第1号車になるという。アウディは昨年10月にイメージスケッチ1点を公表しているが、現行型よりもシャープで力強いイメージが強調されているのが見て取れる。さらに、次世代アルミスペースフレーム構造を採用。ライバルに対する車重面でのアドバンテージが、いっそう拡大される。
次期A8は、早ければ9月のフランクフルトモーターショー、遅くとも11月にはデビュー予定。2010年後半から販売がスタートする。メルセデスベンツ『Sクラス』、BMW『7シリーズ』などのライバルに対して、革新性が謳われるのは間違いない。