通報で急行のパトカーと正面衝突

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22日、新潟県内の県道で、家庭内トラブル発生の一報を受けて現場に急行していたパトカーと、無灯火で逆走してきた乗用車が正面衝突した。この事故で乗用車側の運転者が死亡。死亡した男性は「暴れている」と通報された人物だった。

新潟県警・新発田署によると、事故が起きたのは22日の午前4時30分ごろ。これより約30分前の午前4時ごろ、聖籠町内に住む男子中学生から「父親が家で暴れ、誰にも止められない」といった内容の110番通報が寄せられた。

警察は家庭内トラブル事件として、同署・地域課のパトカーを現場に急行させたところ、聖籠町諏訪山付近の県道を走行中、同一車線を無灯火状態で逆走してきた乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは大破。逆走側のクルマを運転していた46歳の男性は胸部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。パトカーに乗っていた警官2人も打撲などの軽傷を負い、病院で手当てを受けている。

後の調べで、死亡した男性は通報で「暴れている」とされた人物と同一だったことが判明。家族は「事故の直前に家を飛び出し、クルマで走り去った」と証言している。男性の自宅から事故現場までは約600mだった。

現場は片側1車線の直線区間。当時はまだ薄暗く、パトカーの乗員は衝突直前まで逆走するクルマに気づかなかったという。

《石田真一》

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