日産、EVを市場投入へ…EV-ITサポート技術を開発

自動車 ニューモデル 新型車
日産、EVを市場投入へ…EV-ITサポート技術を開発
日産、EVを市場投入へ…EV-ITサポート技術を開発 全 3 枚 拡大写真

日産自動車は、電気自動車(EV)を2010年に市場投入するのに対応して、グローバルデータセンターと車両搭載の通信ユニットを活用し、EVの利用を24時間365日サポートする4つのITシステムを開発した。

「航続可能エリア表示」は、スイッチを押すだけで、いつでもナビゲーションの地図上に片道、または往復で航続可能なエリアを円形で表示する。ナビで目的地を設定した際は、目的地までの航続距離を差し引いたうえで、さらに航続可能なエリアを、目的地を中心とした円形で表示する。

「充電スタンド自動更新」は、自車周辺、目的地周辺の充電スタンド位置の最新情報を地図上に表示するほか、各スタンドの詳細情報の確認も可能。

「タイマー機能」は、エアコンや充電の開始時間を事前に設定できるタイマー機能で、エアコンの作動に必要な電力を接続しているコンセントから供給することで、車載のバッテリーを消費することなく、乗車前に車室内を快適な状態にすることができる。また、充電の開始時間を事前に設定することで、料金の安価な夜間電力を使った充電が可能となる。

「EVリモートコントロール・モニタリング機能」は、クルマから離れた状態でも、携帯電話やWEBでEVのバッテリー充電量などがモニタリングできるほか、充電のON/OFF、エアコンのタイマー設定などのリモコン操作も可能。さらに、バッテリーの充電が完了したことを自動的にメールで通知する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る