メルセデスベンツ Eクラス 新型…早くも4万台を納車

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メルセデスベンツ Eクラス 新型…早くも4万台を納車
メルセデスベンツ Eクラス 新型…早くも4万台を納車 全 6 枚 拡大写真

ダイムラーは27日、今春発売した新型メルセデスベンツ『Eクラスセダン』の世界累計販売台数が、4万台を突破したことを明らかにした。

とくに販売が好調なのは、1月にスクラップインセンティブを導入した地元ドイツ。今後は、米国や中国へも投入されるため、販売増が見込めるという。先代Eクラス(211シリーズ)は、6年間にセダンとワゴンを合わせて約150万台を販売。新型は、この記録を上回るような順調な立ち上がりだ。

ダイムラーは新型Eクラスのバリエーション拡大にも積極的。今回、新型のワゴンを9月に開幕するフランクフルトモーターショーで披露することが正式発表された。

また17日には、欧州仕様のセダンに2つの新エンジンを追加。ガソリンの「E200CGIブルーエフィシエンシィ」は、直噴1796cc直4ターボ(184ps、27.5kgm)を搭載。0 - 100km/h加速8.5秒、最高速232km/hのパフォーマンスと、欧州複合モード燃費13.89km/リットル、CO2排出量169g/kmの環境性能を両立する。

ディーゼルは「E200CDIブルーエフィシエンシィ」で、直噴2143cc直4ターボ(136ps、36.7kgm)を積む。0 - 100km/h加速10.2秒、最高速210km/hの実力だ。欧州複合モード燃費18.18 - 19.13km/リットル、CO2排出量137 - 145g/kmと環境性能は高水準を維持。2つの新グレードは、9月に欧州市場でリリースされる。

ダイムラーのKlaus Maier副社長は、「Eクラスは上級ミディアムセダンカテゴリーのトップセラー車。4万台を超える販売台数は、総合的な性能が評価された結果」とコメントしている。

Eクラスの歴代8モデルの世界累計販売台数は、60年間で1000万台以上を誇る。「世界で最も成功したビジネスセダン」は、今後もセールスを拡大しそうな勢いだ。

《森脇稔》

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