東京都心-成田をヘリコプターで移動 22便設定

自動車 社会 行政
東京都心-成田をヘリコプターで移動 22便設定
東京都心-成田をヘリコプターで移動 22便設定 全 1 枚 拡大写真

森ビルシティエアサービス(MCAS)は7月28日、東京都心アークヒルズヘリポート - 成田国際空港間をヘリコプターとハイヤーで結ぶ「成田エアラインコネクションサービス」を9月16日から開始すると発表した。

自宅、会社、ホテルなどと都心にある複合商業施設「アークヒルズ」(東京都港区)との間をハイヤーで、アークヒルズヘリポートと成田へリポート(千葉県佐倉市)との間をヘリコプターで、成田ヘリポートと成田国際空港ターミナル(千葉県成田市)との間をハイヤーで結ぶ。

アークヒルズヘリポートは東京都心部で唯一の民間旅客が利用可能なヘリポートであり、成田エアラインコネクションサービスを利用すると、都心 - 成田国際空港間のアクセス時間は約30分(飛行時間約15分)となり、従来の交通機関と比較して大幅に短縮する。成田空港を利用する国内外のエグゼクティブの利用を見込む。

サービススケジュール は1日最大22便(赤坂発12便、成田発10便)。予約がない場合は運行されない。使用するヘリコプターは、日本初お目見えとなるユーロコプター「EC135エルメスエディション」とユーロコプター「AS355」(スタンダード)。いずれも座席数は4 - 5人。

利用料金(1人)はスタンダード機:片道5万円、往復9万円、エルメス機:片道7万5000円、往復13万5000円。12月末まではキャンペーン料金として、それぞれ3万8000円、7万円、5万7000円、10万5000円の設定。予約受付開始は8月17日。事業開始予定日は9月16日で、国土交通省東京航空局に対し事業認可申請中。

MCASは森ビル株式会社の100%出資子会社で旅行事業を展開する。サービスの窓口業務はMCASが担当、ヘリコプター運行およびアークヒルズヘリポートと成田ヘリポートの運航管理業務はエクセル航空、ハイヤー運行は松崎交通、日本交通、日の丸リムジンが実施する予定。

従来、チャーターサービスとして同様のルートでその都度運行していたが、あらかじめ時刻を設定し、さらに便数を増やし、ほぼ定期運行レベルで本格的に事業展開するもの。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  4. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る