マツダは28日、6月の生産・販売状況の概況を発表した。モデルチェンジした『アクセラ』は、販売が国内外とも増、海外生産が増、国内生産が減、輸出が減なので、輸出分が海外生産に移行しているようだ。
国内生産は6万8735台。乗用車と商用車ともに減となり、前年同月実績を下回った(前年同月比−28.4%)。アクセラが3万3102台(−10.9%)、『デミオ』が1万3954台(−25.7%)。
海外生産は乗用車の好調により、前年同月実績を上回り2万3642台(+34.5%)。『アテンザ』が1万1646台(+46.5%)、アクセラは5352台(同+264.3%)で海外生産は好調。世界生産は92377台(−18.7%)だった。
国内販売は1万7394(−9.7%)。総需要が減少する中、乗用車と商用車ともに減となり、前年同月実績を下回った。デミオが5159台(−2.0%)、アクセラが2702台(同+116.2%)。アクセラの販売は順調。
シェアは、登録車が5.6%(前年同月差+0.6ポイント)、軽自動車が2.8%(同−0.3ポイント)、総合計は4.6%(同+0.3ポイント)だった。
輸出は53216台(−37.4%)。乗用車と商用車ともに減となり、前年同月実績を下回った。各地域とも減。アクセラが2万9664台(−22.2%)、デミオが9163台(−24.0%)。