死角を歩いて存在に気づかず? 発進直後に女児をはねる

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25日深夜、長野県飯田市内の市道で、発進した直後の乗用車に4歳の女児がはねられた。女児はクルマの前方を歩いていたとみられ、転倒した際に頭部を強打して収容先の病院で死亡。警察ではクルマを運転していた28歳の女性から事情を聞いている。

長野県警・飯田署によると、事故が起きたのは25日の午後11時25分ごろ。飯田市松尾代田付近の市道で、28歳の女性が運転する乗用車が発進したところ、クルマの前方に立っていた4歳の女児に衝突した。

女児は転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、頭部骨折に伴う脳挫傷が原因で26日未明に死亡した。警察ではクルマを運転していた女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は幅員約3.5mの直線路。街灯は少なく、視界は悪かった。死亡した女児は母親と親類宅に出かけた帰り。女性のクルマで自宅前まで送られてきた。女児は運転席からの死角となる車体左側を通ってクルマの前方に出たとみられている。警察では運転していた女性が右方向に気を取られ、左側にいた女児を見落とした可能性が高いとして、事故当時の状況について詳しく調べを進めている。

《石田真一》

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