【アルファロメオ MiTo 試乗】デザインはイタ車らしく素晴らしい…水野誠志朗

試乗記 国産車
【アルファロメオ MiTo 試乗】デザインはイタ車らしく素晴らしい…水野誠志朗
【アルファロメオ MiTo 試乗】デザインはイタ車らしく素晴らしい…水野誠志朗 全 8 枚 拡大写真

フィアット『グランデプント』も相当にカッコよかったが、それをベースにしたアルファ『MiTo』は輪をかけてカッコいい。

【画像全8枚】

寸足らずでカッコいいなんてクルマはなかなかないものだが、MiToはいともあっさりとそのカッコよさを達成してしまっているあたり、さすがイタ車の面目躍如といったところ。エクステリアからインテリアまで、アルファロメオらしいオシャレ感や粋さがあり、見る者の物欲に訴える。

では走りは、というと、D.N.A.システムの「N(ノーマル)」状態では、これがなかなか素晴らしい。パワーこそたいしたことはないが、典型的なFF車らしい感覚で「スポーティ」に走れる。しかしD.N.A.システムを「D(ダイナミック)」に切り替えると、どうも挙動が不自然に感じられる。よりパワフルになり、さらにVDCの介入も控えめになり、リアルなスポーツ走行ができるはずなのだが、試乗車では足まわりがバタつく感覚があって、まるで運転が下手になったかのように感じられてしまった。これがこのクルマの実力だとはとても思えないのだが…。

そもそもこんなオシャレなクルマにATが用意されないのは辛いところ。デュアルクラッチ式ATの「DDCT」車を現在開発中のようだが、メーカー自ら「ベイビーアルファ」と呼ぶのであれば、2ペダル仕様はこと日本市場では必要不可欠だろう。フィアットがクライスラーと組んだあとは、もっとグローバルな商売ッ気が強まり、ATがないなんて話はなくなると期待したい。もしこのサイズ、このデザイン、このブランド力で、例えばパワーユニットがハイブリッドだったりしたら、日本でも爆発的に売れそうな気がするからだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★

水野誠志朗|自動車ライター
97年に新車試乗記を中心とするウェブマガジン「MOTOR DAYS」を立ち上げ、以来毎週試乗記をアップし、現在550台を超える試乗記を公開。「クルマはやがてはロボットになる」として、走りだけでなく利便性・安全・エコの面から新たなクルマのあり方を提言している。名古屋市在住。

《水野誠志朗@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  3. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  4. 使い勝手抜群のOttocast P3 Pro・OttoSafe Cam・Screen AI徹底比較! 愛車に合うモデルと機能の違いを解説PR
  5. 【トヨタ bZ4Xツーリング 新型試乗】「これなら売れるに決まってる」ただ長くなっただけじゃない、別モノの進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る