ホンダの近藤副社長「米市場はやがて1400万-1500万台に戻る」

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ホンダの近藤副社長「米市場はやがて1400万-1500万台に戻る」
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ホンダの近藤広一副社長は、29日の2009年4 - 6月期業績発表の席上、米国の中期的な新車市場について「最低でも年1400万台から1500万台レベル」と展望した。

近藤副社長は米国の車両保有台数が2億5000万台レベルにあることや、人口も日本のように少子高齢化が進むことなく「健全に増えている」としたうえで、「(現状の)1000万台くらいの市場が続くとは考えられない」と指摘した。

1400万台レベルに回復する時期は、現状では「分からない」ものの「戻る時は速いだろう」と述べた。ただ、足元の新車需要は「当初の予想より悪い」展開が続いており、今年度初めに1050万台と見ていた09年の市場見通しは「1000万台程度」と修正した。

ホンダの09年度の米国販売計画も、期首時点の116万台から111万4000台に下方修正している。7 - 9月期には主力車種の『アコード』や『シビック』の販売促進費(インセンティブ)を増額するとしており、足元では厳しい舵取りとなる。

《池原照雄》

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