見通しの良すぎる道路で出会い頭衝突、5人死傷

自動車 社会 社会

1日午後、北海道更別村内の村道で、乗用車同士が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で3人が死亡、2人が重軽傷を負った。見通しの良すぎる道路を同速度で進行した場合、相手車の接近に気がつかない「コリジョンコース型事故」とみられる。

北海道警・帯広署によると、事故が起きたのは1日の午後0時30分ごろ。更別村更別北1線付近の村道で、交差点を進行していた和歌山県からの観光客が乗った乗用車(レンタカー)と、帯広市在住の男性が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。

双方のクルマは中破。レンタカーに同乗していた男女3人が全身強打でまもなく死亡。運転していた55歳の女性も胸部骨折の重傷を負った。もう一方のクルマを運転していた50歳の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は田園地帯にある見通しの良い交差点。信号機の設置は無く、一時停止義務はレンタカー側にあった。警察では双方が同速度で進行し、互いの接近に気づかない「コリジョンコース型(十勝型)事故」の可能性が高いとみて、運転者の回復を待って自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る