トヨタの伊地知専務「将来的には悲観していない」

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は4日、2010年3月期第1四半期決算の説明会を行った。その席上、伊地知隆彦専務は自動車市場について、「基本的には回復するので、将来的には悲観していない」と述べた。

そうはいっても、足下の状況は厳しく、「これといった確信が得られない以上は、やるべきことは出を制すしかない」と強調した。つまり、固定費の削減と原価改善である。

そのため、4月から緊急VA(価値分析)の範囲を15車種から50車種に拡大した。伊地知専務によると、そのカイゼン効果も出ており、当初8000億円だった緊急収益改善が今回1000億円上積みできる見通しとなった。

「これからも一歩一歩カイゼン努力をしていく」と伊地知専務は力強く語っていた。

《山田清志》

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