出会い頭衝突、双方が「青信号だった」と主張

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2日、兵庫県神戸市内で、交差点を進行していたタクシーと軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽乗用車は弾みで、さらに近くのビルにあるコーヒーショップに突っ込んだ。警察の調べに対して双方の運転者が「青信号だった」と主張している。

兵庫県警・葺合署によると、事故が起きたのは2日の午前1時ごろ。神戸市中央区御幸通8丁目付近の県道で、交差点を進行していたタクシーと軽乗用車が出会い頭に衝突。軽乗用車は衝突の弾みで押し出されるようにして路外に逸脱、歩道に乗り上げ、そのまま交差点に面するビルの1階部分にあるコーヒーショップに突っ込んだ。

双方のクルマは中破。タクシーに客として同乗していた54歳の女性が打撲などの軽傷、53歳の男性タクシー運転手と、軽乗用車を運転していた19歳の女性にケガはなかった。軽乗用車はコーヒーショップ店内に突入して施設の一部を破壊したが、閉店から数時間が経っており、客や従業員はいなかった。

現場はJR三ノ宮駅近くの見通しの良い交差点。県道が片側4車線、交差する市道も片側2車線の広い道だった。調べに対して双方の運転者が「青信号だった」と主張しているものの、警察はどちらかが信号を見落として進入したとみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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