地下駐車場で無人トラック滑走、警備員がはねられ死亡

自動車 社会 社会

3日午後、大阪府大阪市北区内の商業ビルで、地下駐車場入口のスロープ部分に停車していた普通トラックが無人のまま滑走。数メートル先にいた警備員の男性がはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察はトラックの運転者を逮捕している。

大阪府警・曽根崎署によると、事故が起きたのは3日の午後2時55分ごろ。大阪市北区角田町付近の商業ビルで、搬入車用の地下駐車場入口に止まっていた普通トラックが無人のままスロープを滑走。前方で交通整理を行っていた42歳の男性警備員に衝突した。

トラックは警備員をはねた後も滑走を続け、入口から約50m先の突き当たりで壁面に衝突してようやく停止。警備員の男性は近くの病院に収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。警察はトラックを運転していた35歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は地下駐車場の入口。逮捕された男は車両を離れ、受付で書類に記入をしていたという。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘かったものとみて、車両の検証を進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  4. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る