パイオニアが6日発表した2009年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、営業赤字が87億5600万円となり、前年同期よりも赤字幅が拡大した。
世界的な消費の冷え込みや円高の影響から、主にカーオーディオやDVDドライブ、プラズマディスプレイ、カーナビゲーションシステムの売上が減少し、売上高は前年同期比40.5%減の957億5700万円だった。
損益でも売上げ不振とい原価率の悪化で経常赤字が89億4100万円だった。当期赤字は、プラズマディスプレイに関する特許権などの固定資産売却益の計上や税金費用の減少により40億9900万円と前年同期よりも改善した。