松山道を約46km逆走「怖くて止まれなかった」

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4日午前、愛媛県東温市内から新居浜市内の松山自動車道下り線を乗用車が逆走。このクルマが順走車と接触したり、衝突を回避しようとした順走車がガードロープに突っ込む事故が起きた。警察は逆走車を運転していた68歳の男性から事情を聞いている。

愛媛県警・高速隊によると、警察が逆走を認知したのは4日の午前10時45分ごろ。東温市則之内付近の松山自動車道下り線をワゴン車で走行していた44歳の男性から「逆走車と接触した」との通報が寄せられた。

その後も逆走車に関する通報は相次ぎ、午前11時ごろには新居浜市萩生付近で逆走車との衝突を回避しようとした順走の乗用車がガードロープに突っ込み、運転していた38歳の男性が軽傷を負った。

その後、警察は新居浜市内で逆走車を発見。これを強制抑止し、運転していた68歳の男性を保護した。男性は川内インターチェンジ(IC)からの通行券を所持しており、同ICから逆走を開始。直後に接触事故を起こしたとみられる。抑止された場所までの距離は約46kmになるという。

調べに対して男性は「逆走に気づいたが、怖くて止まれなかった」などと供述しているようだ。警察では自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で調べを進めている。

《石田真一》

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