トンネル工事現場で無人トラックが滑走、1人が死亡

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5日早朝、山形県鶴岡市内のトンネル工事現場で普通トラックが無人のまま滑走。車外に出ていた作業員の男性が、停車していた重機との間に挟まれる事故が起きた。男性は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

山形県警・鶴岡署によると、事故が起きたのは5日の午前6時10分ごろ。鶴岡市温海付近の日本海沿岸東北自動車道・温海トンネル内の道路工事現場で、普通トラック(散水車)が無人のまま滑走。車外に出ていた59歳の男性が停車中の重機との間に挟まれた。

男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。事故を起こしたトラックはこの男性が直前まで運転していたとみられ、警察では工事関係者から発見に至るまでの詳しい経緯を聞いている。

事故が起きた現場は、2011年度の開通が予定されている日本海沿岸東北自動車道の鶴岡インターチェンジ(IC)- 温海IC間にある温海トンネル内。完成時の全長は約6km。事故が起きたのは温海側から約3kmの地点だという。

警察では滑走を始めたトラックを男性が押し留めて停止させようとした際、事故が発生したものと推測している。

《石田真一》

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