11日早朝発生した地震の影響で発生直後から不通の続く、東名高速道路は、再開通予定が13日の昼ごろの予定。当初見込みより応急復旧工事に時間がかかることとなった。NEXCO中日本(中日本高速道路)が発表した。
当初は12日24時までに工事を完了させ、13日の早い時間に開通させる予定だったが、工事完了が13日午前中いっぱい、開通が昼過ぎになる見込み。
吉田IC(インターチェンジ)- 相良牧之原IC間で上り線側の盛土のり面が崩落し、上りが袋井IC - 静岡IC間、下りが静岡IC - 菊川IC間が通行止めになっている(10時00分現在)。
現地の復旧工事では、崩落した箇所の土砂流出を拡大させないよう土留め用のH鋼を打ち込む作業を行なっている。当初は上り線の崩落箇所中心に打ち込む予定だったが、下り線側の補強も必要と判断されたこと、また予想より地盤が柔らかかったことから、工事の規模が増えた。
NEXCO中日本が計測した最大震度は、菊川IC付近での震度5.9だった。