前代未聞! 空港搭乗ゲートまで人力車で

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前代未聞! 空港搭乗ゲートまで人力車で
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東京、羽田空港の第2ターミナルを使用する全日空(ANA)は16日から、“搭乗エリアでの人力車サービス”を開始した。手荷物検査所前から、南北方向に長く並ぶそれぞれの搭乗ゲートまで、無料で運んでくれる。

「弊社のスローガンである“あんしん、あったか、あかるく元気”を、空港ご利用のお客様にお届けしようと、人に近い乗り物でかつエコにも通じる、人力車のサービスを企画しました」と挨拶する、矢口秀雄全日空東京空港支店長。

広報担当者のによると、人力車サービスは国内外の空港で初のイベントになり、日本ならではの風情と人間味があると自負する。通常搭乗エリアを走行できる車輪を備えた乗り物といえば、車イスや電動カートのみだった。人力車は、普段は浅草界隈を走っている「時代屋」が走らせる。

サービスタイムは毎日10時00分から17時00分まで(13時00分 - 14時00分は休憩)。手荷物検査所前で、希望者数の状況をみながら先着順ないし抽選で受け付ける。サービス初日の16日は、夏休みで東京見物に来ていた小学生が抽選で乗車第一番に当たり、記念品が渡された。その後は外国人も含み、出発を待つ乗客が人力車の乗り心地を楽しんだ。

全日空では“空港から人々を元気にできないか”との願いを今回の企画に込めた。多くの乗客に体験してもらい、空港全体のムードを明るくするとともに、利用しやすい全日空のサービスに努めるという。22日まで。

《浜田拓郎》

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