NEXCO中日本(中日本高速道路)は、11日午前5時7分頃に発生した駿河湾を震源とする地震の影響で、東名高速道路の一部区間が通行止めになったことによる、交通状況の変化についてまとめた。17日に発表した。
交通量は、東名では、通行止めをしていない期間(6 - 10日)で前年に比べ約6%増加していたが、通行止めをしていた期間(11 - 15日)では、約9 - 50%、平均で約25%、約2万5000台/日減少した。5日間の通行止めにより当該区間を通行できなかった(影響を受けた)台数は、約47万台と推定される。
迂回路となった中央道の交通量は、通行止めをしていない期間(6 - 10日)で前年に比べ約11%増加し、通行止めをしていた期間(11 - 15日)では、約19 - 41%、平均で約29%、約1万8000台/日とさらに増加した。
渋滞の状況については、東名では、通行止めをしていない期間(6 - 10、16日)で前年に比べ約90%増加したが、通行止めをしていた期間(11 - 15日)では、約40%減少した。
迂回路となった中央道の渋滞は、通行止めをしていない期間(6 - 10、16日)で前年に比比べ約30%の増加だったが、通行止めをしていた期間(11 - 15日)では、約70%とさらに増加した。