急カーブを曲がりきれず、30m転落

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16日午前、宮城県仙台市泉区内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱。約30m下を通る別の道に転落する事故が起きた。クルマは転覆大破。乗っていた2人が収容先の病院で死亡している。

宮城県警・泉署によると、事故が起きたのは16日の午前11時50分ごろ。仙台市泉区松陵2丁目付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱、道路左側のコンクリート擁護壁を飛び越え、約30m下を通る別の市道に転落した。

クルマは民家のブロック塀に衝突し、その弾みで転覆大破。運転していた75歳の男性と、助手席に同乗していた74歳の女性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡した。シートベルトは着用していたが、転覆した際の天井部変形が頭部強打の原因とみられる。

現場は丘の上下を連絡する幅員約5mの市道。3か所の急カーブと急坂の組み合わせとなっている。クルマは丘の上から下に向けて走行していたが、2か所目のカーブを曲がりきれずに路外に逸脱した。現場にブレーキ痕は残されておらず、警察では運転者が運転中に意識を失った可能性も視野に入れ、現場検証を進めている。

《石田真一》

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