18日未明、長崎県諫早市内の県道を走行中の軽乗用車が路外に逸脱し、雑木林に突っ込む事故が起きた。クルマは中破し、乗っていた15 - 18歳の男女7人が重軽傷を負った。クルマの定員は4人で、警察では定員外乗車による操作困難が事故の一因とみている。
長崎県警・諫早署によると、事故が起きたのは18日の午前4時10分ごろ。諫早市小長井町古場付近の県道を走行していた軽乗用車が左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の路外に飛び出し、雑木林に突っ込んだ。
クルマは中破。運転していた18歳の男性と、後部座席に同乗していた16歳の男性が骨折などの重傷。助手席や後部座席に同乗していた男女5人が打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。
現場は片側1車線で、クルマの進行方向に下り坂となっていた。事故を起こしたクルマの定員は4人だが、事故当時は15 - 18歳の男女7人が乗車。定員オーバーの状態だった。警察では運転していた男性の回復を待ち、自動車運転過失傷害や道路交通法違反(定員外乗車)容疑で事情を聞く方針だ。