住江織物は20日、早期希望退職者制度を実施すると発表した。
国内自動車生産は緩やかな回復の兆しが見えるものの、市場規模の縮小と競争の激化が予想されるなか、将来に向け収益性を確保することが、同社の自動車内装資材事業の最重要経営課題となっている。
同社では、現在取り組んでいる産業資材事業構造改革の一環として、自動車内装資材事業を再編し、事業規模に見合った人員体制の最適化を図り、より一層の効率経営を実践することを目的に、早期退職優遇措置を導入する。
対象は産業資材事業部門に所属する35歳以上の正社員で、募集人数は30人。
応募者には優遇措置として会社都合退職金に特別加算金を加えて支給する。