気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年8月21日付
●民主300議席超すい勢い、衆院選情勢本社11万人調査 自民激減公明は苦戦(読売・1面)
●低炭素社会に105億円、経産省が概算要求、政権交代で変更も(朝日・7面)
●カー用品需要、1000円高速で長距離用が好調(朝日・13面)
●ポルシェ家宅捜査、株価操作関与の疑い(朝日・13面)
●太陽電池、出荷82%増、4-6月、住宅用9割、過去最高を更新(毎日・7面)
●都市対抗野球、きょう開幕初V狙う豊田市(トヨタ)戦力増強狭山市(ホンダ)(毎日・19面)
●8月販売、トヨタ前年超えへ プリウス好調13か月ぶり(産経・11面)
●プリウスの「一つ上」新型ハイブリッド「SAI」トヨタ全系列で年末発売(東京・9面)
●漂流景気:自動車業界、先見えぬ減税特需(東京・9面)
●日航に抜本リストラ迫る、国の有識者会議初会合(日経・3面)
●低公害ディーゼル車、マツダ、日欧で11年発売、富士重・三菱自も日本で(日経・11面)
●スズキ、インドに研究開発拠点(日経・11面)
●電気自動車普及へ実験、長崎県と30社・団体(日経・11面)
ひとくちコメント
衝撃的なニュースが欧州から飛び込んできた。ドイツの検察当局が高級スポーツ車メーカー、ポルシェの本社を家宅捜索したという。複数の欧州メデイアが伝えたのを受けて、きょうの各紙が取り上げている。
記事によると、フォルクスワーゲン(VW)の株式が昨年、急騰したことに関連し、ヴィーデキング前社長とヘルター前最高財務責任者(CFO)がVW株の株価操作などにかかわった疑いがあるとしている。
ポルシェとVWは激しい買収合戦を繰り広げていたが、ポルシェが資金難に陥ったことを受け、2011年をめどに合併することで決着。前社長と前CFOは引責辞任に追い込まれていた。
「貧すれば鈍する」ではないが、日本でも業績にかかわらず、株価が激しく変動する銘柄も少なくないだけに要注意だ。