GPS位置情報端末でストーカー行為

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元交際相手の女性が所有するクルマにGPS位置情報通報装置を勝手に取り付け、この情報を元につきまとい行為を繰り返したとして、滋賀県警は20日、守山市内に在住する40歳の男をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。

滋賀県警・守山署によると、逮捕された男は今年7月17日の午後6時30分ごろ、以前交際していた20歳代の女性が所有するクルマの底部に、警備会社が有償でレンタルしているGPR方式の位置情報通報装置を勝手に取り付け、この情報を元に女性に対するつきまとい行為を行っていた疑いがもたれている。

男は女性を殴ったとして、今年5月に傷害容疑で逮捕。女性はこれを機に男と別れたが、この直後からストーカー行為が始まった。警察は女性の申告を受け、男に対してストーカー規制法に基づく警告を行っていた。

一旦はつきまといが収まったものの、今年7月から女性が立ち寄る場所に偶然を装って男が現れることが多くなり、これを不審に思った女性が警察に相談。移動に使っているクルマの検分を行ったところ、底部から位置情報通報装置が発見された。

装置は警備会社が有償でレンタルしているもので、警察が契約者を調べたところ、男が契約していたものと判明。警察では装置を悪用したストーカー事件として扱い、20日までに男をストーカー規制法違反容疑で逮捕している。

調べに対して男は「身に覚えがない」、「すべて違う」などと容疑を否認しているようだ。

《石田真一》

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